2025年11月のメルマガ

ADHD＆慢性筋緊張による疲労　日本自律神経研究会 No.318

配信日：2025.11.24

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こんにちは、日本自律神経研究会（JANA）の鈴木です。

今回のテーマはADHDと 慢性的な筋緊張、そしてその先に起こる 慢性疲労 と 自律神経の乱れ、そして うつ状態 や 治りにくい症状　についてです。

ADHDと聞くと、集中・注意・多動など"心の機能"に目が向きがちですが、実際の臨床では慢性的な筋緊張からくる体の疲労が非常に強くでます。

そしてこの体の疲労は、自律神経を乱す最大の要因になります。

●原因は無意識に力が入るから　

ADHD傾向のある方は、姿勢制御や体の安定性を「過剰な筋緊張」で補おうとするため、日常生活の"ただ座る・立つ"という動作だけで、一般の人より、遥かに多くのエネルギーを使ってしまいます。

その結果

• 常に力が入り続ける ＝ すぐに疲れる
• 呼吸が浅くなる ＝ 胸郭周りの筋肉が固い
• 回復が遅い ＝　エネルギーがない

という状態が続き、交感神経の過活動 → 副交感神経の低下という典型的な自律神経乱れのパターンに入り、疲れているのに眠れない という状態になります。

さらに、この慢性疲労と自律神経の乱れが長引くとエネルギーが少なくなるとともに感情の調整が難しくなり、うつ状態 や 治りにくい症状 に移行するケースも少なくありません。

つまり…
心の問題に見える不調の多くが、実は「身体の制御システムの疲弊」から始まっているのです。

ここに深く関わっているのが原始反射です。

特に
ATNR（非対称性緊張性頸反射）
STNR（対称性緊張性頸反射）

この二つの原始反射は、ADHD傾向のある方に高頻度で残存しています。

■ ATNR（非対称性緊張性頸反射）
頭の向きで無意識に手足の伸展・屈曲が切り替わるため、左右の筋緊張がいつもアンバランス。
首・肩・呼吸が休まらず自律神経に負荷がかかる反射です。

■ STNR（対称性緊張性頸反射）
頭の屈曲・伸展で全身の緊張が連動してしまうため、猫背、反り腰、呼吸の浅さ、座位保持の疲労が続き、交感神経優位を慢性化させます。

つまり…

ADHD
　↓
姿勢保持の筋緊張
　↓
慢性疲労
　↓
自律神経乱れ
　↓
うつ状態　その他の治りにくい症状

という流れが起こっています。

それなのに、
ATNR・STNRを疲労・呼吸・自律神経の問題、うつや治りにくい症状の原因として理解している治療家はまだ少ないのが現状です。

●原始反射×神経学 実践セミナー３　

今回の『原始反射×神経学 実践セミナー３』では、この ATNR（非対称性緊張性頸反射）、STNR（対称性緊張性頸反射） を中心に、原始反射と神経学、そしてメンタルに至るまで、これらがどう連動し、どこにアプローチすると改善できるのかを実践レベルでお教えします。

▼ セミナー詳細・お申し込みはこちら

ADHD、慢性疲労、うつ、自律神経症状に取り組む先生ほど、今回の学びは必ず役立つはずです。
ご参加をお待ちしております。

日本自律神経研究会　代表　鈴木直人

治せる治療家になるためのDVD　日本自律神経研究会 No.317

配信日：2025.11.17

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こんにちは、日本自律神経研究会（JANA）の鈴木です。

お待たせしました。
レベルアップセミナー27を収録した『原始反射×神経学 実践セミナー2』DVD４枚セットが、ついに完成しました。

これは、単なる原始反射の検査やアプローチ法だけに留まりません。

神経学的な視点から…

「原始反射が原因の症状は何か？」
「どの神経回路が問題なのか？」
「最も改善するアプローチ法は？」

などを体系的に整理した"原始反射×神経学的な解説"になっています。

●先行販売割引は12月18日まで　

現場で起こりがちな、

「同じ症状なのに治る人と治らない人の差」
「治療すると逆に悪化する」
「どこから治療していいのか分からない」

といった悩みが解決する内容となっております。

• 原始反射を始めて学ぶ方
• 原始反射を扱ってきたけれど、もっと深く理解したい方
• 神経学的な根拠を持って施術に自信を持ちたい方

そんな治療家にとって、必ず役立つ内容になっています。

今回は【12月18日(木)までの先行割引】を実施しています。
この日を過ぎると通常価格に戻りますので、ご興味のある先生はお早めにご覧ください。

お申込みと詳細はこちら

日本自律神経研究会　代表　鈴木直人

『レベルアップセミナー28』の告知　日本自律神経研究会 No.316

配信日：2025.11.14

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こんにちは、日本自律神経研究会事務局です。

『原始反射×神経学』3回シリーズ最終回の日程をお知らせします。

●『レベルアップセミナー28：原始反射×神経学』

日時：
2026年1月28日(水) 11:00-17:00
場所：
NATULUCK茅場町新館　2階大会議室

※セミナーの詳細は決まり次第、こちらのメールマガジンにてご案内いたします。

その他セミナーの詳細は、こちらよりご確認ください。

無意識セミナー 締切間近　日本自律神経研究会 No.315

配信日：2025.11.12

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こんにちは、日本自律神経研究会（JANA）の鈴木です。

いよいよ『無意識探求＆活用セミナー』の開催が近づいてきました。

無意識を理解すると、人生の"背景の意味"が見えてきます。

このセミナーでは無意識を理解し、それを活用することで

• あなたの生き癖
• あなたにとって重要なこと
• あなたが本当にやりたいこと

など見つめ直していきます。

これまでの生き方を整理し、将来を予測し、これからの人生を悔いのないものにするための時間です。

申込締切：11月19日（水）23:59まで
こちらから

日本自律神経研究会　代表　鈴木直人

めまいDVD 割引終了間近　日本自律神経研究会 No.314

配信日：2025.11.07

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こんにちは、日本自律神経研究会（JANA）の鈴木です。

なぜ、このめまいが治せないのか…？

• 動くとクラクラする
• 乗り物酔い・吐き気・不安感
• 体が安定しない

この原因の多くは、「前庭動眼反射 ×小脳・前庭系の不調」にあります。

通常、体が動いた瞬間に目も同時に動く。
この当たり前の仕組みが働かなくなると、視界が揺れ、脳がパニックを起こし'めまい'が続きます。

しかしこれは、"ある神経"が正しく働いていないだけ。

ここを読み取り、分かりやすく説明できるかどうかで、患者さんの信頼も、その後の治療の結果も大きく違ってきます。

●患者さんが涙を流す瞬間

「あなたのめまいは…〇〇と××の神経が働いていないことが原因です。
ここを回復させれば、めまいは改善しますよ。」

そう伝えると、患者さんの表情が変わる。
肩の緊張もとれ、呼吸もゆるむ。
涙をこぼす方さえいます。

この "納得感と安心感" を患者さんに届けられるかどうか…

これが、治療家の価値の一つだと私は思います。
私自身も30年位前、病院でなんの説明をしてもらえず不安になり、そのことで症状が悪化した経験があります。

●再現性のある実技＋説明

以前にお伝えしていた『カンや経験に頼らない"めまい"の治し方　ぐるぐる回るめまい編』

この先行販売割引が、いよいよ【11月15日で終了】となります。

DVDの内容は…
✓ めまいを引き起こす神経学的メカニズム
✓ 前庭動眼反射・小脳・前庭系の検査法とアプローチ法
✓ 臨床で使える説明

大阪で開催された「めまいセミナー」を、丸ごと収録。
現場で"そのまま使える内容"に編集しています。

▼ 詳細・ご購入はこちら

日本自律神経研究会　代表　鈴木直人

40代・50代は大切な時期　日本自律神経研究会 No.313

配信日：2025.11.04

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こんにちは、日本自律神経研究会（JANA）の鈴木です。

総理大臣が変わり、日本は少しずつ"上向く準備"を始めました。
しかし、30年続いた停滞や不安という「下向きの慣性」は、上向くことに抵抗し、生活や人生が一気に良くなることはありません。

それでも私たちは…
治療院を経営し、患者さんを支え、家族やスタッフを抱えながら、前に進まなければなりません。

特に40代・50代は、大切な時期です。

若い頃は、多少の失敗もやり直せます。
体力も時間もあるので無理もできました。

しかし、40代・50代になると、状況は一変。

家族・患者さん・スタッフ・院の経営・老いてゆく親・自分の体力の低下や疲労感

背負うものは増えるが時間も体力も足りない。

そして…

人生の "残り時間" も意識します。

ここからの生き方が…

「後悔の人生になるのか」
「悔いのない人生になるのか」

の分岐点です。
つまり、40代50代は「覚悟」と「選択」が求められる年齢なのです。

●忙しい日々では気が付かない

日本という国も、40代50代の私たちも、同じ問いを突き付けられています。

• このままでいいのか？
• 何のために頑張っているのか？
• 問題の根本原因は何か？

今の努力を続けることよりも、「正しい方向を見極めること」

これが突きつけられています。
忙しい日々を過ごしていると重要なことに気づきません。

患者さんの治療や相談に対応しながら、家庭のこと、親のこと、治療や経営の勉強、SNSやメールのやり取り…

気づけば、自分の人生は"後回し"。
「今日もなんとかやりきった」と言いながら眠る日々。

過去の延長線上でしか生きていない今。

そしてふと、心の奥でこう思うことがありませんか。

このままで、本当にいいのだろうか？
私はどこへ向かっているのか…

●年に一度は立ち止まること

治療家である前に、一人の人間として。
人を支える前に、自分を立て直すため、"心を整える時間"を持つことは

これからの人生を後悔しないための準備です。

■ 『無意識　探求＆活用セミナー』

このセミナーは、年に一度、自分の心と静かに向き合う2日間です。
問題への直面化・無意識のパターン・本当の欲求などを丁寧に気づきを求め探っていきます。

セミナーが終わる頃には、

自分が進むべき方向が確信でき、やる気もエネルギーも湧き、人生の変化を期待できるでしょう。

このメルマガを見て何か感じた方はこちらをご覧ください。
40代50代には必須のセミナーになります。

日本自律神経研究会　代表　鈴木直人