レベルアップセミナー16のご案内

このセミナーのお申込みは終了いたしました。


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解剖からきっちり学ぶので、理論的で分かりやすいめまいの座学。


こんにちは、日本自律神経研究会の鈴木直人です。今回のレベルアップセミナーは、1年前に好評をいただきました「めまい特集」を更にバージョンアップして「めまいvol.2」としてお送りします。


今回も、丸々2日間をめまいのためだけに使います。めまいに対して、生理学・解剖学・発生学・心理学の全ての視点で診られるようになりますので、病院や他院で対応できない患者さんにもどのようにアプローチしたら良いのか分かるようになるでしょう。


2時間程度、前回の振り返りも行いますので、めまいのことをよく知らない先生でも基礎から学べます。 前回の「めまい特集」に参加されて、ある程度治せる先生でも、更にレベルアップして難しいめまいでも自信をもって施術できるようになります。また、めまいは色々な症状(吐き気・意欲の低下・不安・感覚障害など)につながりますので、そのような症状への対応法が理解できるようになります。



解剖からきっちり学ぶので、理論的で分かりやすいめまいの座学。


「めまい」の基礎知識

前回お伝えしましたが、大事なことですので再度お伝えします。
うつセミのマスターコースではめまいを、
「回転性めまい」
「動揺性めまい」
「眼前暗黒感などの虚血性めまい」
と3種類に分類してお教えしておりますが、今回のレベルアップセミナーでは、機能解剖学的にめまいの原因を下記の3つに分類し、ここに心因性のめまいをプラスして全部で4つに分類してお教えします。

  1. 三半規管が原因
  2. 固有受容器が原因
  3. 目が原因
  4. 心因性

これらの原因をハッキリさせることで、難しいめまいにもどのようにアプローチして良いかが分かるようになるのです。


めまいの治療法の習得は、本当は難しい。
しかし、レベルアップセミナーなら分かりやすい。なぜなら...
ここで、いきなりですが、前回の「めまい特集」で使ったテキストからめまいをご説明しましょう。


右記の図は「前庭動眼反射」を説明した図です。顔が左を向くと眼球は反射で右に移動します。これは三半規管と眼球との間で行われる反射です。
左を向いていないのに三半規管が何らかの障害で「顔が左を向いた」と判断してしまうと、眼球は自然と右に移動してしまうのです。これが何度も繰り返されるのが眼振です。眼振は回転性のめまいの時には必ず起こる反応で、めまいの判別によく使われます。
つまり、眼球がどちら方向に動くか(眼振の方向)でどちらの三半規管に障害があるのかがわかるのです。


上記の図は「前庭動眼反射」を説明した図です。顔が左を向くと眼球は反射で右に移動します。これは三半規管と眼球との間で行われる反射です。
左を向いていないのに三半規管が何らかの障害で「顔が左を向いた」と判断してしまうと、眼球は自然と右に移動してしまうのです。これが何度も繰り返されるのが眼振です。眼振は回転性のめまいの時には必ず起こる反応で、めまいの判別によく使われます。
つまり、眼球がどちら方向に動くか(眼振の方向)でどちらの三半規管に障害があるのかがわかるのです。


ちなみにこの眼振の場合は、左半規管の異常な神経活動の亢進があるか、逆に右半規管に神経活動の低下かのどちらかになります。 また、三半規管ではなく小脳に問題がある場合もありますが、その時は小脳の検査を行い判別します。



その場の質問に答えながら、体で感じながら理解できるので、分かりやすいと好評!


いかがでしょうか。私なりに分かりやすく説明しましたが、きっとなんとなく分かった程度だと思います。なぜなら、文字情報だけでめまいを学ぶのは難しいからです。そのため、めまいの治療法は、実際に説明を受けながら、体で感じながら学ばなければ理解できないのです。


また、分からないことがあれば、その都度質問して理解していく必要があります。


体感がなく、質問ができない状態ですと、めまいの治療の習得はとても難しいのです。レベルアップセミナーでは、実際に体で感じながら学び、質問にも十分な時間を取ります。そのため、めまいの治療法がしっかり理解できるので安心してください。


その場の質問に答えながら、体で感じながら理解できるので、分かりやすいと好評!


ちなみに、めまいは三半規管が原因で起こると考えがちですが、実はそれだけではなく、三半規管と固有受容器と視覚のそれぞれの情報が一致しないことで起こります。
そのため、下記のことを理解する必要もあります。

  1. 三半規管の問題
  2. 固有受容器の問題
  3. 視覚情報の問題
  4. この3つの情報が統合されていない問題
  5. 自律神経の問題

実は、なかなか治らないめまいは、この5つのめまいの原因全てが揃っていることが多いのです。更にここに、不安などの心因性の原因や発達段階での問題が絡んでいる場合は、もっと複雑になります。


生理学・解剖学・発生学・心理学の4つの視点があれば、これらの複雑な原因があるめまいも治し方が分かるようになりますので、ぜひご参加下さい。


レベルアップセミナー「めまい特集」の参加者の声

初めての方は「レベルアップセミナーってどんなセミナー?」と不安になる方もいらっしゃると思います。 そのため、「めまい特集」のレベルアップセミナーの参加者の声を抜粋いたしますので、参考にして下さい。


臨床的に「心理学的なめまいの対応法」も重要。


  • 今回のレベルアップはめまいに特化されたセミナーでしたが、めまい1つにも原因が様々あり、神経学的な脳機能の問題だけではなく、心理学的な問題や発達の問題などからもめまいが生じるということを学べたのは貴重でした!神経学的な検査も詳しく学べて充実した2日間になりました!

    (埼玉県 カイロプラクティック 山中清道先生)


  • 今までのめまいの知識や対処がいかに漠然としていたか実感できました。前庭、視覚、受容器の連携や各反射とその代償の動きを考えていくと、めまいだけではなく、身体全体のバランスや筋骨格系の症状にも新たな視点ができそうです。たいへん有意義なセミナーでした。

    (千葉県 整体 大塚英二先生)


  • 基礎からていねいに教えてもらえたので、分かりやすかったです。めまいが起こる原因など、今まで何となくわかっていたことがつながった感じです。ラストで自分の機能低下も分かり、体感することも大事だと思いました。

    (神奈川県 整体師 阿萬ようか先生)


  • 前提条件で解剖学と生理学の説明があって良かったです。あやふやだった部分が思い出され、また新たに知ることもありました。反射のテストを知ることができてよかったです。また、めまいのリハビリテーション、心理学からのめまい、めまいに関連した発生学いずれも興味深いテーマでした。心理学の感覚―感情―思考の3つのつながりが分離されてもめまいにつながるというのを体験できたのは良かったです。

    (千葉県 カイロ N先生)


  • 小脳の機能と検査についてまとまった勉強ができました。セミナーを通して、自分の小脳の機能低下を自覚でき、リハビリをする事で機能改善するのも体感できました。発生学のめまいについて、リハビリで眼球の動きが改善しました。こういう経験をすると患者さんに案内しやすいと思いました。フェルトセンストレーニングでは三胚葉理論での改善を見守ることができ、知識レベルだった事が体験レベルとなりよい勉強になりました。

    (東京都 カイロ S.S先生)


  • 2日間ボリューム満点のセミナーで大変勉強になりました。新たな気づきも得られたので、実生活でも生かせるようにしたいです。

    (静岡県 整体業 山中雅実先生)


  • めまいの分類から、解剖学の説明などがあり、わかりやすかったです。めまいが起きる原因や、それにあったテストやリハビリなど、めまいの原因が明確になり、明日からの治療に役立てると思いました。

    (神奈川県 柔整・鍼灸師 嶋田太一先生)


  • 発生学など、他では学べないことが学べて、より知識が深まりました。赤ちゃんになる体験は新鮮でした。2日間でしたが、テスト(リハビリ)をやり、症状の変化を実感することができたのは大きかったです。とても有意義な2日間でした。

    (匿名希望)


  • 細かな解剖学、生理学から初めてくださること、また即実践につなげられる内容であるという事がとてもありがたい。特にめまいは見逃してはいけない重大疾患がかくれているケースもあるのでスクリーニング的な意味合いを学べたことが大きかったです。

    (千葉県 鍼灸・柔整師 出口友弘先生)



    発生学や発達もめまいに関係していることを体で実感している参加者。この状態が酷くなるとめまいで立てなくなります。


  • めまいがなぜおこるのかを神経学的に体感できて勉強になりました。神経~筋肉の流れがよく分かりました。

    (栃木県 日下田一之先生)


  • 非常にレベルが高く、解剖学、生理学が深く学べて大変良かったです。眼球運動、VOR等他では学べない高レベルな内容で、大変勉強になりました。

    (神奈川県 整体 T.O先生)


  • 心理的要因でのめまいが系統的に整理されたことと、具体的にどうアプローチをするかがわかって良かったです。発生学的にもめまいが起きることはこれまで知ることがなかったので、大変に勉強になりました。ありがとうございました。

    (千葉県 整体・カイロ 藤井龍磨先生)


  • めまいを生理学的、解剖学的に理解する事ができたので、今後、患者さんの身体で何が起きているのかしっかりと分析して対応することができそうです。眼球や前庭覚、固有受容覚についても深く学ぶことができました。ありがとうございました!

    (埼玉県 整体 K.T先生)


  • めまいが起こるメカニズムや、それらに関連する眼球の異常な動きなどを改めて学び直せたのが、大きかったです。日々の臨床でついつい眼球運動のテストがおざなりになっていましたが、やはりめまいをしっかり診ていくには必要なことだと再認識しました。今回習ったことを今後実践していきたいと思います。

    (岩手県 柔道整復師 藤嶋琢也先生)



臨床的に「心理学的なめまいの対応法」も重要。



発生学や発達もめまいに関係していることを体で実感している参加者。この状態が酷くなるとめまいで立てなくなります。



セミナー内容予定

状況により内容を一部変更する場合があります。


セミナー1日目 予定: 5月28日(火)11:00~17:00

  1. 質疑応答
  2. 前回の振り返りとめまいの概要
  3. 解剖生理学的めまい
  4. 眼球運動の特性と反射
  5. めまいの原因と切り分け法
  6. 脳せき髄液とめまい矯正
  7. めまいへの神経学的口腔アプローチ

セミナー2日目 予定: 5月29日(水)10:00~17:00

  1. 眼球運動を使っためまいの修正法
  2. 小脳へのアプローチ
  3. セパレートテクニック
  4. めまいと発生学。その対応
  5. めまいと心理学。その対応
  6. 下肢の緊張とめまい

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レベルアップセミナー16 詳細

日時

2019年5月28日(火)11:00~17:00
2019年5月29日(水)10:00~17:00
※懇親会:1日目の 17:30~20:30(予定)

参加資格

両日とも「自律心体療法プラクティショナーコース」以上を卒業された方

参加費
  • 両日参加:(会員)42,000円、
    (非会員)55,000円

  • 1日参加:(会員)22,000円、
    (非会員)28,000円
    (1日目・2日目とも価格は同じです)

※懇親会参加費は、6,000円です。

場所

東京都中央区日本橋兜町12-7 兜町第3ビル
NATULUCK茅場町新館 2階大会議室


  • 営団地下鉄東西線「茅場町駅」12番出口 徒歩30秒

  • 都営浅草線営団地下鉄「日本橋駅」D1出口 徒歩3分

  • JR「東京駅」日本橋口 徒歩10分

地図
定員

両日とも30名

お持ち物
  • 筆記用具
  • バスタオル
    (実技を行う際、机をベッド代わりに致します。
    机の上に敷く用として1枚ご用意ください)
  • 動きやすい服装(スカート不可)

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注意事項


【重要】

お申込は、出来るだけ2019年5月21日(火)までにお願いいたします。申込まれた方は、こちらからメールでお振込先などをお知らせいたします。日本自律神経研究会会員の方は口座振替となりますので、お引き落としの日程をお知らせいたします。定員に達した場合はキャンセル待ちとなります。ご了承ください。


レベルアップセミナーは、プラクティショナーコース以上の卒業生のみDVD販売をいたします。(最新版のみプラクティショナーコース最終受講日から半年以内の方なら未卒業でも購入可)




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