レベルアップセミナー18のご案内
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このセミナーの募集は終了いたしました。

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迷走神経に関する全てのことやアプローチ法を学べます
こんにちは。日本自律神経研究会の鈴木です。
うつ・自律神経失調症の方は、副交感神経の働きが弱い方がほとんどです。言うまでもありませんが、副交感神経は病気の回復には欠かせない神経です。
この副交感神経の働きの80%は迷走神経が行います。そのため、迷走神経が活性化しなければ副交感神経は活性化せず、病気も回復しにくいのです。
迷走神経を詳しく知るには、解剖学や生理学はもちろんのこと、発生学や進化の過程まで知ることが重要だと私は考えています。
ここまで理解できていると、見立て・検査・施術法など、理論的に自信を持って行えるようになります。
また、迷走神経は他の脳神経と連動して働くため、脳神経の働きや迷走神経との連動についても知る必要があります。
今回のレベルアップセミナーでは、迷走神経を軸に、副交感神経系の働きを高めるアプローチや、交感神経とのバランスのとり方を最新の情報をもとにお伝えします。
今回も解剖学をしっかり行いますが、今までとは違い座学(頭)だけではなく体感しながら学ぶ『体感型の解剖学・発生学』を行います。発生学は受精卵レベルから行い、更に時間をさかのぼり進化の過程まで加わる「マニアックなセミナー」になるでしょう。
そのため、迷走神経に関わる全てのことやアプローチ法を深く習得できるでしょう。
日本自律神経研究会の会員限定で招待しているFacebookグループで、ある先生が「聴力には全く問題ないのに、ざわついている場所で相手の言葉が聞こえなくなるのはなぜか?」という質問をされましたが、このような問題も迷走神経が深く関わっているのです。
また、今回は公開カウンセリングも行います。迷走神経の働きやワークを行った後のカウンセリングですので、深いレベルになるでしょう。公開カウンセリングの内容が迷走神経系にどのように働きかけているのかもその場でお伝えできると思います。
レベルアップセミナー⑱ 2日間の内容
- いつものように、臨床現場での質疑応答
- 迷走神経の解剖と生理学
- 内臓・神経・筋肉などの発生学
- 内臓・神経・筋肉の体感型の解剖学
- 迷走神経と連動する神経とその発生学
- 心臓・血圧・嚥下・嘔吐・呼吸・唾液・声・聴覚・胃や腸などの関連
- 迷走神経とそれに連動する神経への検査やアプローチ
- 原始反射の出現による症状悪化に対しての検査とアプローチ
- 公開カウンセリング
- 他
内容の関係上、2日間連続して参加されることをお勧めいたします。
具体的に何を学ぶのか?
上記の内容でピンとくる方は少ないでしょう。そのため、どんなことを学ぶのかをお伝えします。
例えば...
動悸や不整脈がどのように起こるのか?
心臓は交感神経が支配しており、通常は約120回/分ぐらいの心拍があります。それを迷走神経が抑制することで約70回/分の脈拍になっています。動悸や不整脈は、この迷走神経の力が弱まったため心拍数を抑制できなくなっていることで起こります。そのため、迷走神経の力が回復すれば正常に戻ります。
息苦しい・声が出にくいという症状
声を出す器官は声帯です。声帯は陸生動物になった時、水中で誤って水を飲み込まないためにのどを閉める器官としてできたものです。この声帯は迷走神経の分枝である反回神経により開きます。そのため、迷走神経の機能低下で声帯が閉じぎみになると息苦しくなったり声が出にくくなったりします。もちろん、咽頭収縮筋も関係しますが、これも迷走神経の支配です。
ポリヴェイカル理論を更に深めて...
迷走神経への入力は延髄にある孤束核から、出力は疑核と背側運動核からです。これらと神経のつながりが深いのが脳神経のⅤ(三叉神経)・Ⅶ(顔面神経)・Ⅸ(舌咽神経)・Ⅺ(副神経)の4つです。これらの連動がどのように行われているのかを理解することで、迷走神経へのアプローチ法が分かります。
これらを一部として、下記が具体的な内容です。
- ストレス反応である「ポリヴェイカル理論(迷走神経に深く関与)」の新たな展開
- 血管の収縮が呼吸と同調するメカニズム
- 迷走神経やそれが支配している臓器の体験型解剖学
- 声と迷走神経の関係の重要性
- 迷走神経の働きの検査法
- 迷走神経の神経核である孤束核・疑核・背側迷走神経運動核のそれぞれの機能と特徴
- 顎と迷走神経の関連
- 迷走神経の深化と発達
- 迷走神経と脳神経Ⅴ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅻの連動機能とそのアプローチ法
- 迷走神経へのアプローチ法
うつや自律神経失調症、あるいはその他の治りにくい症状の多くは迷走神経が関連していますので、セミナーに参加するとあらゆる症状に対してどのように治せばいいのかご自身で導き出す力がつくでしょう。またマニアックと呼ばれることになるでしょう。笑
このセミナーの募集は終了いたしました。
過去のレベルアップセミナーの参加者の声
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とても難しい内容だったのですが、分かりやすく教えていただけたので、明日からすぐに出来るんじゃないか?!!というやる気マンマンの感じになっています。楽しかったです。
(大阪府 整体師 山本しのぶ先生)
実際に体感することで理解が深まる -
すごく丁寧に体を検査するので、めまいに対する考え方が変わりました。検査で情報収集をして、その情報から事実がどうなっているかを分析する考え方がすごく勉強になります。この業界は、この検査にひっかかったからこう!と安易で簡単なものが多いですが、そういうものとは一線を画していると思います。
(東京都 カイロプラティック S.S先生)
- ここまで細かい情報をまとめ上げ教えていただけた事にただただ感謝です。今すぐに全部理解はできませんが、復習して自分のものにしたいです。
(滋賀県 整体 森田晃弘先生)
- 脳幹にどのような神経核があるのかと、問題がある神経核にどのようにアプローチしていけば良いのかが分かったのが一番の収穫でした。臨床でスムーズに使えるようになるためには回数を重ねる必要もあると思いますが、少しずつでも取り入れていき、自分の引き出しを増やしていきたいと思います。
(岩手県 柔道整復師 藤嶋琢也先生)
具体的に何をするのかを直接教えてもらえると好評 -
解剖から始まり、めまいのメカニズムや原因など詳しく教えていただき、検査・テストなどの実技もあり、わかりやすかったです。途中の質問もわかるまで教えていただき、良かったです。
(神奈川県 柔整鍼灸師 嶋田太一先生)
- めまいというテーマを通じて、視神経機能や平衡感覚、協調運動について神経生理学的に深く理解することができました。めまい以外にも応用がききそうなので早速実践していきます!ありがとうございました。
(埼玉県 整体院 冨田公央先生)
- どこもやらないマニアックな内容が良かったです。解剖・生理・運動学など専門的に学べるのでありがたいです。
(神奈川県 整体 T.O先生)
- めまいのメカニズムを解剖学、神経学の視点から教えてもらえたので問題がどこで起きるとめまいになるのかをイメージやすかったです。めまいにも原因が様々あるので、引き出しが広がると思います。原因追及のための検査とその意味を知れたのが良かったです。
(埼玉県 整体 小林誠先生)
- めまいの原因となることが非常に細かく学べ、大変勉強になりました。相当な復習が必要ですが、今後、自信につなげていこうと思います。
(千葉県 整体 大塚英二先生)
- 目の動き、半規管の働き、神経の活性の仕組みなど基本から学べてよかったです。
(大阪府 柔整師 A.T先生)
分からないことにその場で答えてもらえるので、分かりやすかったという感想が多い。 - 解剖的なエビデンスを元に、様々な角度で講義して下さり、毎度納得しながら勉強させて頂いております。めまいは難しいので、専門分野を細かく指導して下さり感謝です。体・心・頭の様々な角度で掘り下げて講義して下さるのでありがたいです。
(大分県 柔整鍼灸 釜宝秀先生)
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めまいの知識が増えました。前回のめまいのセミナーの内容もふくめて、理解が深まりました。
(茨城県 整体 滝本裕之先生)
このセミナーの募集は終了いたしました。
レベルアップセミナー⑱ 詳細
※新型コロナウィルス感染拡大の影響に伴い、両日ともWebセミナーとなりましたのでご注意ください。
日時 |
2020年5月12日(火)11:00~18:00 |
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参加資格 |
両日とも「自律心体療法・顎関節症テクニックセミナー・クレニアルテクニックセミナー」の各コースを卒業された方 |
参加費 |
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場所 |
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定員 |
各18名 |
お持ち物 |
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このセミナーの募集は終了いたしました。
参加申込フォーム
注意事項
- 重要:ご参加の方へ
今回のレベルアップセミナーでは、公開カウンセリングが行われる予定です。そのため、参加者にはカウンセリング内容に対して守秘義務が生じます。DVDで販売するとはいえ、セミナー参加者自らが第三者に情報を漏らすことは禁止行為となります。ご了承ください - お申込みは、出来るだけ2020年5月5日(火)までにお願いいたします。申込まれた方は、こちらからメールでお振込先などをお知らせいたします。
- 日本自律神経研究会会員の方で口座のご登録がある方は口座振替となりますので、お引き落としの日程をお知らせいたします。
- 先着順になります。定員数に達した場合はキャンセル待ちになりますのでご了承ください。
- レベルアップセミナーは、プラクティショナーコース以上の卒業生のみDVD販売をいたします。(最新版のみプラクティショナーコース最終受講日から半年以内の方なら未卒業でも購入可)
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