顎関節症。食いしばりの影響

このページでは食いしばりについてお話しします。


顎関節症の方は、食いしばりがある方が非常に多いです。
食いしばる筋肉は、咀嚼筋と呼ばれます。
食べ物などを噛む筋肉であり、以下の3つの筋肉のことを指します。


  • 側頭筋
  • 咬筋
  • 内側翼突筋

これらの筋肉が無意識に緊張してしまい、食いしばりが起きます。
人によっては食いしばりながら歯ぎしりも行います。


咀嚼筋の力は非常に強く、食いしばりや歯ぎしりが続くと、顎に非常に大きな負担がかかり、顎関節症になります。


また、この咀嚼筋の緊張が強いと、その緊張は三叉神経を通して小脳、そして大脳へと伝達され、脳が緊張状態になります。
脳が緊張状態になると自律神経が乱れてしまい、不眠・めまい・頭痛など、様々な症状が出るのです。
また、緊張状態は更に筋肉を緊張させるため、食いしばりや歯ぎしりが更にひどくなるという悪循環が始まります。


更に...咀嚼筋の噛む力は篩骨に集まります。
そのため、食いしばりが続くことで篩骨に対して不必要な力が入り続けます。
篩骨の鶏冠という部分には大脳鎌が付着しているため、食いしばりの力は脳硬膜にも伝わります。
その結果、頭蓋骨にゆがみが起こることも少なくありません。


そのため、咀嚼筋である側頭筋・咬筋・内側翼突筋の緊張を取る必要があります。
これらの緊張が取れると、顎関節症が改善するとともに脳の緊張も取れ、様々な症状が改善していくのです。


このように顎関節症は全身に影響するため、施術できるようになると様々な症状に対応することができます。


セミナーでは、顎関節症が様々な症状にどのように関わっているか、また、どのように治していくかをお伝えします。
ご興味がある方は、開催日が近づいてきていますので、お早めにお申し込みください。


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