2011年03月のメルマガ

お見舞い申し上げます。 日本自律神経研究会 No.36

配信日:2011.03.17

被災地の方々には、心よりお見舞い申し上げます。
ご無事であることをお祈りしております。
(有)エナジーポット 代表取締役 鈴木直人



こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。


地震の被害はいかがでしたでしょうか?
私どもは今のところ幸いにも大きな損害はありません。


このメルマガでは、震災後の自律神経的なアドバイスをしたいと思います。


多くの方が未来を心配し、そして被災地を心配するあまり、テレビを見すぎてしまいます。


現在テレビは、ほとんどが震災のことばかりです。


お分かりだと思いますが、何時間も悲惨な状況をテレビで見ると、交感神経が働きます。


自律神経は、現実と想像の区別ができません。
目の前に起きていることと、映像や頭の中で起きていることが区別できません。
また、他人と自分との区別もできません。


自律神経からすると…
たとえテレビだとしても悲惨の状況をみると、今まさに悲惨のことがあなたの目の前で起こっているように反応してしまうのです。


あなたは悲惨な状況をリアルな映像で見ると、他人事とは思えないと思います。
「早く逃げろ!」「かわいそう」「助けてあげたい」と思うと思います。
これは交感神経が働いている証拠です。


「他人のことを自分のことのように思う」というのは人間的に素晴らしいですが、何ごとでも過剰になると大きな弊害が起こります。


過剰になると…
ドキドキ・めまい・息苦しくなる、または不眠や食欲不振に陥りやすくなります。


知っての通り、これは自律神経失調症の症状です。


あなたは不眠になっていませんか?
眠れなかったり途中で起きてしまったり、あるいは朝早く起きてしまったりしていませんか?
食欲はいかがでしょうか?


また、プラクティショナー参加者の方なら分かると思いますが、V・A・Kの中で、自分の不得意な分野で情報を得ると、自律神経が反応しにくくなります。


鈴木の場合、Aが苦手なのでラジオで情報を得るようにしています。


もし、あなたの患者さんで、テレビを見すぎることにより自律神経失調症の症状がでているようなら、テレビを見ないようにして、むしろ楽しい番組やDVDを見るように勧めて上げて下さい。


これは不謹慎なんかではありません。
その患者さんを早く楽にして上げる方法です。


まだ、色々とお伝えしたいことがあるのですが、文字ではうまく伝えられないのでこれぐらいにしておきます。


では、多くの人が一刻も早く日常に戻れることをお祈りしております。


日本自律神経研究会 代表 鈴木直人




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