2013年09月のメルマガ

精神的ストレスと視点の変換 日本自律神経研究会 No.101

配信日:2013.09.12

こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。


このメルマガも、ついに100号を突破しました。
ご購読していただき、ありがとうございます。


ところで、9月4日に超リピート法セミナーを行ってきましたが、9月14日と15日はうつセミのプラクティショナーコース大阪が始まります。
プラクティショナーの西日本での開催は私自身とても楽しみです。


100号突破を記念しまして、先日の超リピートセミナーでお伝えした、うつに関連することを簡単にですが公開します。


◆症状発生率について
人が症状を出すということはストレスに負けることです。
これはいうまでもありませんね。
ではストレスに抵抗する元はいったい何なのでしょうか。


生物学的にずいぶん前にお伝えしたような気がしますが、今回は人間としてどのようにストレスに抵抗するかということをお伝えします。


ストレスに抵抗するもの


  • 情緒的サポート (人からの心理的援助)
  • 対処能力 (物事に対して適切に考え行動できる)
  • 体力 (生物としての生きる力)
  • 自己尊重感 (自分を一人の人間として尊重できる)

同じストレスでも病気になる人とならない人がいます。
症状が悪化する人と悪化しない人がいます。


上記の4つがあればある程、病気にはなりにくく、症状も悪化しにくくなります。


整体・鍼灸・カイロプラクティック・オステオパシー・マッサージなど、色々な手技療法がありますが、これは主に体力を高めるものです。
これだけでも効果を出すことも可能ですが、人には心があります。
そのため、心のケアーをしなければよくならない時があります。


うつセミのプラクティショナーでは、体だけではなく心のケアー法までお教えします。
体と心の両方からアプローチできればうつや自律神経失調症の患者さんに適切に対処することができるようになるのです。


日本自律神経研究会 代表 鈴木直人


精神的ストレスと視点の変換 日本自律神経研究会 No.100

配信日:2013.09.02

こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。


精神的ストレスの原因で多いのが人間関係です。
なぜ、人間関係がストレスになるのでしょうか?


それは人それそれで「視点」が異なっているからです。


この視点は、価値観や物の見方と言い換えてもいいでしょう。
もっとフランクにいうと…


「ふつうこうじゃない、なのに 旦那は… 奥さんは…」


というように人間関係がストレスになり始めます。


ものの見方や価値観が違えば当然「ふつう」は変わるのですが、それができないためにストレスになるのです。


奥さんや旦那さんだけでなく、子供や親、友達、親戚、ご近所の人、そして患者さんなども、ものの見方や価値観という視点が異なるので問題が発生します。


問題があまり発生しないのは同じような視点を持っている人になります。
しかし、人間社会では自分と同じような視点を持っている人だけと付き合うということができる人はまれです。
多くの人はストレスを抱えながらも付き合うしかありません。


このように人間社会には様々な視点が存在します。
そして、その視点が異なればコミュニケーションがうまくいくはずはありません。
このさまざまな視点をコミュニケーション心理学は以下の3つにまとめました。


一つは自分の視点。
一つは相手の視点。
一つは第3者の視点。


コミュニケーションが上手な方、あるいは人間関係などのストレスを持ちにくい方は、この視点の変換がとても上手に出来ているのです。


自分の視点では、自分の思っていること、感じていることを話せます。
相手の視点では、相手の身になって考えられるようになります。
第3者の視点では、岡目八目で見られるので冷静に物事を考えられます。


コミュニケーションが上手な方は…
自分の思いをいうこともできるし、相手の気持ちにもなれるし、岡目八目的に冷静に物事を見ることもできる。


必用な時、必要な視点で物事が見られるというのは、コミュニケーションを取るうえでとても大事になるのです。


人間関係でストレスを感じる人には、この視点を変えることでストレスは減る。


うつセミのプラクティショナーコースでは知覚ポジションというワークがありますが、これは視点を変えることを体で体験するワークであり、人間関係のストレスは大きく減るのです。


日本自律神経研究会 代表 鈴木直人




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