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脳の疲労が症状を作る 日本自律神経研究会 No.235
配信日:2023.02.28
こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。
あなたは、「脳が疲れたな」と思うことはありませんか。
体の疲労に比べると、脳の疲労を感じにくい人もおられますが、脳に疲労が溜まれば、脳の機能は低下して不眠やうつだけでなく、様々な症状が出てきます。
実は脳の疲労は、血液と「脳脊髄液」という液体が回復させています。
脳脊髄液とは、脳と脊髄にある液体で、血液が入れないところにも入り込み、疲労物質を流すことができます。
特に睡眠時は脳細胞の一部が収縮し、細胞間の隙間が広がることで、脳脊髄液が流れやすくなります。
ところで、不思議に思うことはありませんか?
血液は心臓がポンプ役となり流れています。
では、脳脊髄液は何がポンプ役をして流れているのでしょうか。
ご存知の方も多いでしょうが、それは頭蓋骨の動きです。
頭蓋骨は一つの骨ではなく立体パズルのように組み合わさっています。
その組み合わさったところが少しずつ動きます。
その大きさは最大で0.8mm。
こんな小さな動きですが、脳脊髄液のポンプ役になっているのです。
ところが、頭蓋骨がゆがむと、この小さなポンプ役の動きができなくなってしまいます。
すると、脳脊髄液が流れなくなり、脳の疲労が取れなくなります。
その結果、様々な症状が出てしまうのです。
今年4月19日から行う『クレニアル・テクニックセミナー』では、この頭蓋骨のゆがみや 機能が低下した脳を改善させるための手技をお教えします。
頭蓋骨の解剖学や生理学といった知識もしっかりお伝えしますので、分かりにくいクレニアル・テクニックも分かりやすく習得できます。
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日本自律神経研究会 代表 鈴木直人