2023年10月のメルマガ
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来年のセミナー予定をアップしました 日本自律神経研究会 No.242
配信日:2023.10.23
こんにちは、日本自律神経研究会事務局です。
日本自律神経研究会のホームページに、来年のセミナー予定をアップ致しました。
ご参考になさってください。
(日程は変更になる場合がございます。
正式なご案内は、後日メルマガでお送りいたします。)
「生きづらさ」と大脳新皮質 日本自律神経研究会 No.241
配信日:2023.10.10
こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。
「自律神経」は生命維持の司令塔ですが、人間として生きていくための司令塔は、「大脳新皮質」になります。
人間として生きていくために必要なこととは…
- やる気を出す
- 他人とコミュニケーションを取る
- 感情をコントロールする
- 周りの状況に適した行動をする
- 目標に向けて計画し実行し、結果によって行動を変化させる
他にもたくさんの機能がありますが、これらの機能が低下することで「生きづらさ」を感じ、そのストレスから自律神経が乱れ症状が作られます。
自律神経の乱れを改善させても、大脳新皮質の機能低下があるとまた自律神経が乱れます。
考えてみて下さい。
- やる気をだせない
- コミュニケーションが取れない
- 感情をコントロールできない
- 周りの状況に適した行動がとれない
- 目標に向けて計画できない・実行できない・行動修正ができない
これでは、生きづらくなって当たり前ですね。
「生きづらさ」というと「心」の問題と思っている方も多いですが、大脳新皮質の機能低下も同じぐらい大きな問題なのです。
自律神経と大脳新皮質。
どちらの司令塔も機能が低下すれば様々な症状で苦しむことになります。
<< 大脳新皮質の機能改善法 >>
ここまでお話したら、どうしたら大脳新皮質の機能を改善できるのか気になるところだと思います。
それには「感覚」を意識するということが大切になります。
体の感覚は頭頂葉の一次体性感覚野に入力され、その情報が修飾され前頭葉に送られます。
そして前頭葉がどのようなふるまいをするか決定します。
実は、感覚情報が前頭葉に正確に送られるには「意識する」ということが大切なのです。
意識しないと感覚情報の一部しか前頭葉に送られず、前頭葉が状況に合わないふるまいを決定することもあるのです。
そのため、感覚を意識するというのはとても大切になります。
ソマティック心理学(身体心理学)では感覚を大切にするというのは当たり前のことですが、脳の機能的にもそれは正しいことなのですね。
さて、ここからは会員限定のセミナーの話になりますが、『大脳新皮質へのアプローチ法 Ⅱ』のお申込み締切りは、10月15日(日)です。
参加される方はお忘れのないようにお願いします↓
※レベルアップセミナーは会員限定のセミナーです。
各コース修了者の方で非会員の先生は、会員になることで参加できます。
詳しくは事務局にご連絡ください。
日本自律神経研究会 代表 鈴木直人