2025年01月のメルマガ
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めまいは、脳の統合力の低下 日本自律神経研究会 No.285
配信日:2025.01.30
こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。
脳は様々な感覚を統合し、それに対してどう動くかを決め、体を動かしています。
例えば、目の前に段差があれば、足をその段差に合わせて上げてつまずかないようにしますよね。
この時、段差という視覚情報が後頭葉に入力され頭頂葉に送られます。
すると頭頂葉は、段差までの具体的な距離や方向、段差の高さを推測します。
側頭葉は過去の記憶から、段差の性質(グラグラしそうとか硬さなど)を見た目から特定します。
頭頂葉と側頭葉の間には「前庭皮質」があり、前庭器官からの情報と、これらの後頭葉・頭頂葉・側頭葉からの情報を統合し前頭葉に送ります。
前頭葉は、その情報に合わせた体の動きを行います。
この動きは意識的なこともあれば無意識的なことがありますが、その多くは無意識的です。
この無意識的な動きができなくなることで起こる症状の一つが、「めまい」です。
なお、図の通り、実は「やる気」というのもめまいには関係してきます。
『めまい攻略 1日集中セミナー』では、この脳の仕組みを理解し、これに対してどのように施術していくかを学びます。
ここまでわかると、めまいの患者さんに対して自信をもって施術できるようになります。
逆にいうと「これを知らずにどうやってめまいを治していたの?」と思いたくなるでしょう。
申込締め切りが2月5日(水)と迫ってきました。
ご参加を検討している方は、お忘れないようにしてください。
日本自律神経研究会 代表 鈴木直人
セミナーの告知 日本自律神経研究会 No.284
配信日:2025.01.17
こんにちは、日本自律神経研究会事務局です。
うつ・自律神経 整体セミナーベーシックコース、レベルアップセミナー25の開催が決まりましたので、お知らせいたします。
●第19期 うつ・自律神経 整体セミナーベーシックコース(旧プラクティショナーコース)
全6回、各月水曜日
【知識・理論編】Zoom
2025年 4月9日、5月21日、6月11日 10:00-15:00
【テクニック・セラピー編】 NATULUCK茅場町新館(予定)
2025年 7月9日、8月6日、9月10日 11:00-17:00
●レベルアップセミナー25(会員またはセミナーご参加中の方のみ)
日時:
2025年5月27日(火) 13:00-19:00
5月28日(水) 10:00-17:00
場所:
NATULUCK茅場町新館(予定)
※セミナーの詳細は決まり次第、こちらのメールマガジンにてご案内いたします。
その他セミナーの詳細は、こちらよりご確認ください。
9年間で90万人の患者さんが増えました。 日本自律神経研究会 No.283
配信日:2025.01.14
こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。
厚労省のデータでは、うつ病やパニック障害などの精神疾患の患者数は「2011年:320万人」から「2020年:419万人」と90万人も増加しています。
1年に10万人ずつ増えているのは異常ですよね。
このことは、現代医療=薬では対応できていないことを意味しています。
うつ・パニック・適応障害・発達障害・自律神経失調症などの症状は、我々治療家がきちんと学べば、症状を改善させることは難しいことではありません。
なぜなら、これらの病気はその病気になるような「体」になっているのが原因だからです。
例えば、うつ病の方は「うつ病になる体」になっているため、その体を改善させていく必要があります。
具体的に言うと…
- 頭蓋骨のゆがみ
- 筋肉の緊張
- 呼吸の悪い癖などなど、
これらの「体」を改善させると、うつ病も改善していくのですね。
実際に私の患者さんたちは、9割以上改善しております。
体が原因ですので、薬をたくさん飲んでも治りにくいのが現状。
この増え続ける症状に歯止めをかけるのは、我々治療家以外にはいないのです。
1月29日(水)(東京会場)と2月5日(水)(Zoom)に行う『うつ・自律神経 専門整体 入門セミナー』では、「具体的な理論とテクニック」をお教えいたします。
質問形式で始めますので、あなたが現在困っている患者さんの対応法も習得することができるでしょう。
ついでに、売上やリピート率のあげ方もお教えいたします。
申込締切が1月22日(水)と迫ってきております。
ご興味のある方は、お忘れのないようにお早めにお申し込みください。
日本自律神経研究会 代表 鈴木直人
めまいセミナーでは何種類のテクニックが学べるの? 日本自律神経研究会 No.282
配信日:2025.01.10
こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。
先日、事務局に面白い質問が送られてきました。
「めまいセミナーでは、いくつのテクニックが学べますか?」
おそらく、質問者が危惧していることは「学ぶ内容が薄いなら参加するだけ無駄」
そんな思いかなと勝手に想像してしまいました。笑
もしそうだとすると、その根底にあるのは
「めまいは〇〇すれば治る、という安直なセミナーではないですよね?」
という確認なのではないかなと私は思いました。
「めまいは〇〇すれば治る」
この考えは、めまいの原因は必ずAであり、だからBをすれば治るというような「A=B」という思考になっています。
たびたびお伝えしていますが、「症状は一つの問題だけで起きているわけではない」というのが私の考えです。
特に慢性化すればするほど、症状が悪ければ悪いほど。
例えば、めまいに関してどんな問題があるのかというと…
脳への入力情報として
- 視覚情報
- 前庭感覚情報
- 固有感覚情報(関節の位置とか筋の長さとか)
これらが通り脳に入り情報が統合されます。
そして統合した情報をもとに脳は最適な反応をします。
その反応とは、
- 眼球運動
- 姿勢制御
- 自律神経系の制御
図にするとこんな感じです。
テキストから引用したのでちょっと小さくて見にくいですが、この7つのどこかに問題があると「めまい」になります。
そのため、どこに問題があるのかを検査しアプローチする。
これがめまいの治し方です。(他の症状も同じですが)
冒頭の「何種類のテクニックが学べますか?」というご質問に私は「検査を含めると25~30種類ほどです」とお答えさせていただきました。
ちなみに検査は5~10秒程度でできるので、理論を知っていれば数分もあればめまいの原因が見極められます。
当然、原因が複数個所の場合も多々あります。
後は原因の個所に対して適切にアプローチすればめまいは治っていきます。
めまいに対して「しっかりした理論」を学び「適切なテクニック」を学ぶ。
ご興味ある方は『めまい攻略 1日集中セミナー』にご参加いただけるとうれしいです。
ちなみに、10%の早割は来週1月13日(月)までです。
参加ご希望の方はお申込みをお忘れないようにお願いします。
日本自律神経研究会 代表 鈴木直人
2025年ご挨拶 日本自律神経研究会 No.281
配信日:2025.01.09
こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。
少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
いよいよ2025年が始まりました。
年末でお伝えした「存在意義」を、今年は意識的に少し探ってみてください。
大きなテーマですが、一度意識しておくと、日々の学びや治療の中で、自分の「存在意義かな?」と思える出来事が起き始めると思います。
そんな小さな積み重ねが、あなたの人生をより良いものへと導いてくれると思います。
2025年も一緒に楽しく学びあえる年にしたいですね。
「存在意義」という大きなテーマも一緒に探索していきましょう。
今年もどうぞよろしくお願いします。
日本自律神経研究会 代表 鈴木直人
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